1、これだけ景気が悪いのに、税金を上げようとするのは、わたしたち国民には理解
( )。
A.しすぎる
B.しがたい
C.しかねない
D.しがちだ
2、(メールで)田中です。先日お話があったスピーチの件なんですが、ぜひわたしに( )。
A.やっていただけないでしょうか
B.やらせていただけないでしょうか
C.やってもよろしいでしょうか
D.やらせてもよろしいでしょうか
3、A「これまでありがとう。あなたに会えて本当によかった。元気でね。」
B「そんな、もう一生会えない( )言う のはやめてよ。」
A.らしく
B.みたいに
C.らしいって
D.みたいっ
4、「このたびは、私どもの商品発送ミスにより、お客様に大変ご迷惑をおかけしました ことを深く( )。申し訳ございませんでした。」
A.おわび申し上げます
B.おわびいただきます
C.わびていただきます
D.わびていらっしゃいます
5、これは「あお 湖(こ)」の写真です。この湖は、季節によってさまざまな景色を水面に映して私たちの目を( )。
A.楽しんでくれます
B.楽しんでもらいます
C.楽しませてくれます
D.楽しませてもらいます
6、「春は曙…」という有名な冒頭文を書き出して作家は誰か( )。
A.吉田兼好
B.鴨長明
C.紫式部
D.清少納言
7、近代日本文学評論史上、画期的な役目を果たした著作はどれか( )。
A.内部生命論
B.小説神髄
C.私小説論
D.敗北の文学
8、江戸幕府を創立したのは誰か( )。
A.足利義満
B.豊臣秀吉
C.徳川家康
D.徳川吉宗
知識人と大衆について
知識人とは、知的生産に従事する社会層のことを意味し、自分の生活世界だけでなく①それを超えた社会や世界全体のことを広く考察していく、時にはその変革に関わっていく人のことである。
かつて、大学へ進学する者が同世代のごく一部に限られていた時代では、大学生となることはほとんどそのまま知識人となることでもあった。そして、国家や社会のあり方を真剣に考え、社会をリードしていく、時には変革していく使命を持った存在として位置づけられていた。それがゆえに、このような使命を自覚する知識人はまた、②悩める人でもあった。
苦悩の一つは、現にある社会からの不遇感――自分の才能や実力にふさわしい評価や待遇を受けておらず、大事に扱われていないという気分とでもいうものである。知識人は、自分が世界全体のことを知り考察を深めていけばいくほど、世界の不幸、たとえば、社会的な不平等や貧困、そしてそれを作り出すメカニズムなどをいっそう知ることになり、③いま自分が生きている社会のあり方をそのまま肯定できなくなってしまう。そのことから、どうしても社会に対し批判的な生き方をすることになるので、社会から受け入れられず、うまく生きていくことができないのではないかという不安を持ったのである。ただし、この不遇感は、逆に「自分は社会から受け入れられないから偉大のだ」という、逆エリート主義を生み出すこともあったのだが。
そして、もう一つの苦悩は、生活大衆から遊離している不安感である。たとえば、知識人として外国語を操り、世界の先端を行く思想に触れ、それを論じること、つまり、生活世界を超えた普遍的な世界に関わることができても、そのことは④しょせん自分たち知識人の内部限られたやり取りにすぎず、⑤自分たちは結局、日々の暮らしをまっとうに立てている大衆の生活や実感から切れてしまっているのではないか、という悩みを抱えていた。簡単に言い換えると、自分たちのしていることは「頭でっかち」で観念的なことにすぎないのではないかという自己懐疑である。漱石が用いた⑥「高等遊民」という言葉も、知識人の持つこの「痛み」に立った自己戯画としてよいであろう。
ところが、かつて知識人が持つこのような苦悩は大衆化社会が進むにつれて、その様相が一変したように思われる。西部邁(にしべ すすむ)が「社会科学の落日」という文章の中で、大衆化社会において⑦「社会科学者の失語症と大衆人の多言症」という現象が生じていることを指摘し、そして、健全な社会作りに必要なのは「真正の知識人と真正の庶民との連帯」であるとし、⑧知識人と庶民がそれぞれ相手に媚びず、それぞれに課せられた使命、つまり、知識人は自分の目の前の生活世界に埋没せず、世界全体のありように目を向け行動する使命を、また庶民は自分の天職としてある仕事に誇りを持って自己研鑽につとめる使命を全うしていくとき、「連帯」できるのだというようなことを述べている。
しかし、大学進学率が著しく上がってきたことも、その一つの成立指標である現在の大衆化社会では、もはや「知識人と大衆」という線引きは成立しがたいように思われる。大衆自身が高等教育を受ける機会をもてるようになったこと自体は歓迎すべきことだろう。かといって、大衆化社会に生まれ育った人々にとって、「インテリ」という言葉はすでに死語にとなったようであるが、知識人か庶民かという社会的な役割分担は意味を失くしてよいのだろうか。⑨かつての「大学生たちの悩み」について考えておくのも、君自身が大学生になることを目指しているという意味ではよいのではないかと思う。
(『現代文との格闘』P286部分に基づき書き変えたもの)
9、①それを超えた社会とはどんなものを指すか( )。
A.自分の生活世界に直接には関わらないもの
B.自分の生活世界に全く関係のないもの
C.自分の生活世界からずれていくもの
D.自分の生活世界から遠く離れるもの
10、②悩める人とはどんな人のことか( )。
A.当時大学進学率が非常に低かったため、知識人と同じぐらい能力をもつ大学生
B.国家や社会のあり様を考えるという使命感を自覚している知識人
C.国家や社会をリードし変革していく使命を背負っている人
D.国家や社会から大事に扱われていないと思う人
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1、【答案】B
【解析】“がたい”加在动词连用形后表示“难以……”多表示心里难以接受的动作。“经济这么不景气却还要提高税收,我们国民是很难理解的。”注意:「かねない」表示“很有可能”,不能误看成「かねる」“难以”。故本题选B。
2、【答案】B
【解析】“使役态+ていただけないでしょうか”,表示的是“能否让我做……”。选项D「~てもよろしいでしょうか」是请求对方允许“……可以吗”,所以「~ても」之前的动作主语为请求者“我”。而选项D中的动作「やらせる」主语是对方,是对方让我做,所以是不对的。故本题选B。
3、【答案】B
【解析】……もう一生会えない(みたいに)言うのはやめてよ……。「らしい」和「みたいだ」都是初级语法。「らしい」表示的是具有某一特征和传闻、推测。「みたいだ」表示的是比喻、推测。早这里表示的是带有一定的比喻意思,所以要选择「みたいだ」,再者后项为动词。译文:“过去谢谢你,能遇到你真的是太好了。多保重。”、“不要说得像这辈子再也不能见面了似的。”故本题选B。
4、【答案】A
【解析】……お客様に大変ご迷惑をおかけしましたことを深く(おわび申し上げます)。申し訳ございませんでした。这道题是考查敬语的题。选项1「おわび申し上げる」表示自嫌。近些年1级也考了这道题。译文:这次因为我们发货的失误,给客人造成了很大的困扰,我们表示深深的歉意,非常抱歉。故本题选A。
5、【答案】C
【解析】本题考查授受动词。「てくれる」别人主动为自己做。「てもらう」请别人为自己做。动词使役形式与授受动词搭配,带有由于对方的允许、放任使自己得到了恩惠。译文:这是「あお湖(こ)」的照片。这个胡泊,根据季节的不同,水面会映照出不同的景色,让我们赏心悦目。故本题选C。
6、【答案】D
【解析】「春は曙…」是《枕草子》的冒头文,其作者是清少纳言(约966-约1025),日本平安时期著名的女作家,中古三十六歌仙之一,与紫式部、和泉式部并称平安时期的三大才女,曾任一条天皇皇后藤原定子的女官。吉田兼好(1283-1350)。南北朝时期日本歌人。吉田兼好又称兼好法师,他精通儒、佛、老庄之学,是有名的歌人。鸭长明(1155-1216),平安末期日本歌人。代表作品《方丈记》。紫式部(约973年-?),日本平安时代女作家,中古三十六歌仙之一,主要作品有长篇小说《源氏物语》。故本题选D。
7、【答案】B
【解析】《小说神髓》是坪内逍遥所著的文学评论,排斥劝善惩恶主义小说,提倡写实主义,成为近代小说论的先驱。《内部生命论》作者北村透谷,该著作主张人性自由解放,提倡纯洁而高尚的爱情,向封建伦理道德观念挑战,并彻底批判了旧文学。《私小说论》小林秀雄所著。故本题选B。
8、【答案】C
【解析】德川家康(1543年1月31日-1616年6月1日),日本战国时代、安土桃山时代三河国大名,江户幕府第一代征夷大将军。足利义满(1358年9月25日-1408年5月31日),室町幕府第三任征夷大将军,幼名春王。父亲是第二代将军足利义诠、母亲是纪良子的侧室。丰臣秀吉(1537年3月17日-1598年9月18日),原名木下滕吉郎、羽柴秀吉,是日本战国时代、安土桃山时代大名、天下人,著名政治家,继室町幕府之后,首次以天下人的称号统一日本的战国三杰之一。德川吉宗(1684年10月21日-1751年6月20日),江户幕府第八代将军(1716-1745年),享保改革的推行者, 纪伊藩(和歌山县)藩主德川光贞第四子。故本题选C。
9、【答案】A
【解析】“それ”指代前文的“自分の生活世界”,“それを超えた社会”即指“超出自己生活世界的社会”,即“与自己的生活世界没有直接关系的事物”,故选A。
10、【答案】B
【解析】“悩める人”指代前文中的“使命を自覚する知識人”,选项B的表述最为准确。故本题选B。